セイノー商事とクララが合弁会社を設立
株式会社セイノー商事(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:一柳正義、以下「セイノー商事」)とクララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:家本賢太郎、以下「クララ」)は、主として中国への越境ECビジネス展開を目的とした日本商品の貿易・輸出代行業務ならびにコンサルティング業務を目的とした合弁会社を設立することを本日発表いたします。
近年の中国を消費地とした日本との越境ECビジネスは、2015年には約8,006億円(経済産業省)の市場規模となり、2018年には約1兆3,943億円(同)に至る成長が見込まれております。また、海外からの訪日外客数は約2,000万人(日本政府観光局、2015年)に達する勢いを見せており、特に日本商品を買い求める中国からの旅行客の増加に伴い、中国国内において日本商品を取扱うEC事業者も増加しております。また、越境EC商品に対する中国の税制改正により、一般貿易にシフトする動きが見られます。一方、今回設立する合弁会社は、日本国内のサプライヤーに対して、中国展開の懸念点となっていた商流や物流の面でビジネスを支援し、新たに中国へビジネスを展開する足掛かりとなると考えております。
新会社「セイノーアジアトレーディング株式会社」は、日本のサプライヤー、中国のバイヤーそれぞれへのブリッジ機能を持つコンサルティング業務と物流機能を持つサービスをワンストップでご提供いたします。日本・中国間でのコンサルティング実績を持つクララと、日本国内での取引ネットワークを持つセイノー商事が合弁会社を設立することで、セイノーグループ各社の物流サービス等を活かした総合的な越境ビジネス支援体制の構築が可能となります。
新会社「セイノーアジアトレーディング株式会社」の概要
会社名 | セイノーアジアトレーディング株式会社 |
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所在地 | 東京都港区芝大門2-5-5 |
代表者 | 代表取締役 家本 賢太郎(クララ) 代表取締役 一柳 正義(セイノー商事) |
設立予定 | 2016年6月下旬(予定) |
資本金 | 1,000万円(クララ51%、セイノー商事 49%) |
※記載されている会社名等は各社の登録商標または商標です。
株式会社セイノー商事
昭和58年に西濃運輸より分離独立。75社にて構成されるセイノーグループの一員として、グループが持つ「輸送」・「情報」・「販売」という多彩な機能を最大限に活用できる『総合サービス業』として製品の保管から配送、販売までを幅広く手掛けております。
燃料、物流資材、情報・家庭用紙、通信機器、更に産地直送という5事業を軸とし、常に創造的なモノとサービスを提供できる「開発型の頭脳集約的商社」として一層の発展と飛躍をめざしております。
セイノー商事とクララが会社を設立~中国向け越境ECビジネス事業を展開~(PDF)/日本語
【お問い合わせ】
クララ株式会社
アドミニストレーション部
広報担当 林
電話番号:03-6704-0970
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